ヤリス・ノートを買う方必見！見比べないと損するポイント【安全装備編】
安全装備と聞くと、何を思い浮かべますか？
「衝突被害軽減ブレーキ」や「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」でしょうか？
衝突軽減ブレーキや踏み間違い抑制装置を装着したクルマは、「サポカー(セーフティ・サポートカー)」と呼ばれます。日産のクルマは、乗用車や軽自動車に関わらずほとんどのクルマがサポカーの対象となっています。
つまり、これらの安全装備はついているのが当たり前になっているということです。
では、最新の安全装備にはどんなものがあるのか、今回はノートとヤリスの代表的な機能を挙げて紹介します。
安全装備＝ドライバーを補助する機能
「安全装備」といえば、高齢者の事故防止のためのイメージを持つ方も多いと思います。しかし、現在の安全装備は高齢者に関わらず“全ドライバーの運転のアシスト(補助)”をしてくれる機能へと進化しています。
運転者はもちろん全方位に注意をして運転していると思いますが、運転席からの視界はどうしても死角が生まれますし、実際のところ運転をしながらクルマの外周360°すべてを見続けるのは不可能です。
そこで役立つのがクルマの安全装備です。人間の注意が薄くなりがちな範囲を“第二の目”として監視する役割を担います。
さて、今回安全装備を紹介するノートとヤリスですが、両車種とも安全性能で最高評価である「ファイブスター賞」を獲得しています。ファイブスター賞とは、国土交通省とナスバ(自動車事故対策機構)によって行われる安全性のテストの最高評価です。
どちらも最高評価のクルマですが、ノートとヤリスでは細かい機能が異なります。どこをアシストしてもらうとより安心か、クルマ選びの軸の一つにしてみてはいかがでしょうか。
ノートの「プロパイロット」は高速道路での運転をクルマも監視！
プロパイロットは、いわゆる「自動運転」です。
自動運転は、「クルマが勝手に目的地まで連れてっていってくれる」のような近未来的なイメージがありますが、実際に体験してみると少し違う印象を受けます。
プロパイロットの機能は、「高速道路でのアクセル、ブレーキ、ハンドル操作のアシスト」です。つまり、クルマが人間に代わって運転する機能ではなく、クルマが人間に運転のサポートをしてくれる機能である、ということです。
前のクルマとの車間距離を保つとき、人間は前のクルマとの距離を目視で確認します。また、前のクルマのブレーキランプが点灯するのを確認して「減速する」と予測し、自分もブレーキを踏み車間距離を保とうとします。
ノートのプロパイロットは、フロントカメラとフロントレーダーで先行車との距離を機械的に測り、車間距離を保ってくれます。さらに、2台前のクルマをレーダーでモニタリングし、人間の視界では捉えづらい前方の状況を見ていてくれるのです。
ノートのプロパイロットの機能は、それだけではありません。
ご自身で運転するとき、カーブでも減速をしませんか？自然とアクセルを緩め減速していると思います。ノートはその減速もアシスト。カーブの大きさに合わせ自動であらかじめ減速もしてくれます。
自動運転の一定速度で走る機械っぽい運転を、より人間らしい自然な運転に近づけ、そしてより安全に運転をアシストしてくれます。
さらに、「標識検知も自動運転に反映する」機能があります。
高速道路で新しい最高速度標識を検知した際、プロパイロットの設定速度を切り替えるのです。
高速道路には「可変式速度規制標識」といって、天候や事故、渋滞などにより最高速度が変わる標識があります。「同じ道路なのに、前回は80だったのが今は50」なんてことも。
もしも運転手がうっかり標識を見落としても、ノートが代わりに自動運転の設定速度を見直してくれる…つまり人間とクルマ、二重で標識を確認し速度を変更することが可能となります。
運転者が責任を持ってハンドルを握るのは今まで通り必須ですが、人間による目視と予測にプラスして安全装備があることで事故を回避できる可能性を高めてくれます。
ヤリスの「アドバンストパーク」で慣れない場所での駐車も安心！
家族でのドライブや友達と新しいお店でのごはんなど、東三河のオデカケにはクルマが必須。しかし、楽しいクルマのオデカケの中で唯一「少し嫌だなー…」と感じるのは、慣れない場所での駐車ではないでしょうか。初めての場所や白線のない駐車場だと斜めに駐車してしまったり…そんな経験は誰しもありますよね。
ヤリスはその「少し嫌だな」を手助けします。ヤリスのアドバンストパークは、駐車したい場所の前でスイッチを押すだけで「駐車のアクセル、ブレーキ、ハンドル操作のアシスト」してくれます。ドライブとリバースのシフト操作をするだけでOK。ハンドルが自動でスルスル動き、アクセルペダルを踏まずともカメラで障害物を感知しながら自動で駐車してくれます。
初めての場所で駐車に自信がなくても、アドバンストパークがあるクルマならその不安も少し解消されるのではないでしょうか？
現在の技術ではまだまだ限界が…
ノートのプロパイロットは、強い雨などで視界が悪い日には感知しきれない時もあります。思っているよりも遅めのブレーキにヒヤリとすることも。
ヤリスのアドバンストパークも、狭い場所だと最後まで自動で駐車できないこともあります。
自動運転が原因の事故であっても、現時点ではクルマでなく運転者の責任。クルマが自動でハンドルを切ってくれるとは言え、運転者はいつでもハンドル操作やブレーキ操作ができるようにしておかなくてはなりません。
また、どうしても機械のぎこちなさがぬぐえない部分もあるため、運転が慣れている人にとっては「自分で運転した方が良い」「自分で駐車した方が早い」という方もいます。
再三になりますが、現時点での安全装備はあくまで「アシスト」ということを頭に入れておく必要があります。
クルマで、より安全を選ぶ
今回の比較でわかるのは、「高速道路を走るオデカケをよりサポートしてほしい場合はノート」、「慣れない場所での駐車をサポートしてほしい場合がヤリス」、ということです。もちろんそれぞれのクルマにはその他の機能もありますので、判断の材料のひとつにしてみてくださいね。
今までの安全装備は“ヒューマンエラーによる被害を最小限にする”でしたが、最新の機能では“そもそもヒューマンエラーを起きにくくする”へと進化しているのではないでしょうか。
駐車で後ろがぶつかりそうな時、車線を少しはみ出した時、後席のシートベルト未着用の時…注意を促すクルマのブザーでハッとした、という経験がある方もいますよね。
クルマの安全装備に頼るのではなく、アシストしてもらうことでより安全なカーライフを送ることができます。
東愛知日産では、実際にプロパイロットを試すことも可能です。試乗や詳しい安全装備の機能など、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
営業のプロがライフスタイルに合わせた最適解をご提案！！
