ギター特集

『楽しくやるための手助けがしたい。』

音楽は人生そのもの。ギター✕名古屋の魅力をお伝えします。

愛知県はものづくり王国だと言われていて、その中でも名古屋を本社としていて「楽器」を扱う会社が意外にも沢山、昔から多くあります。楽器は沢山の種類がありますが、特に「ギター」はとても身近なものです。

今回、ギターを取り上げたい理由は、ギターって【青春の楽器そのもの】だからだと思うからです。

覚えていますか!?読者の皆さんが、若き青春時代の頃にバンドブームがあり、バンド演奏の音楽が流行りましたよね。198X年~199X年の頃、とか。その頃の時代の流行や気分と、流行った音楽に影響されてギターを始めた人も多かったのではないでしょうか。

音楽って、聴いていたその頃の出来事と共に記憶していて、その音楽を聴いた時にその頃の出来事や気持ちを思い出させてくれるものだと思います。まさに人生を共にしてくれるもの。

そんな素敵な音楽を創り出す大切な主役の一つであるギターは多くの人にとって身近であり、愛知県がものづくりの町だからこそギターに対する店主たちのこだわりや楽器に対する思い、青春時代の懐かしい空間を感じることができます。

ギターの音と人生を奏でる名古屋に足を運んでみてください。

Good Times Roll Guitar Shop 松岡隆さん

<PROFILE>

2009年9月 Good Times Roll Guitar Shop OPEN

モテ期欲しい!!! ~ 自分の本当にやりたいことに挑戦した。

中学3年生の時に初めてギターを買いました。その理由はモテたいと思ったからでしたが、実際はそんなことしてもモテませんでした。中学生の時は一人で演奏していましたが、高校生の時はバンドを組んでいました。進路を考える時に、自分の好きなギターを作る専門学校に行くことを考えましたが、大学に進み会社に就職しました。30歳目前で、今の自分の生き方を振り返ってみて、高校生の時に考えた夢を叶えるために専門学校に通い、店を出すことを決意しました。

お客様の話を聞きたい

お客様のこだわりをしっかりと聞きたいと思っています。修理・改造をメインにしているのでギターだけ送られてくることもありますが、それだとどういう風にしてほしいのか、ギターに対してどう思っているのかがわかりません。その場でコミュニケーションをとってお客様のギターに対する想いを知ることができると、自分自身より気合いが入るし、より納得してもらえるものを提供することができます。

また世間話をするとそこからお客様のバックグラウンドを知ることができます。バックグラウンドを知ることで修理・改造に反映できることがあると思っています。なのでものすごい高いギターで見栄えがよくても思入れがないギターより、安くてボロボロでも思入れがあるギターを持って来てくれる方が嬉しいです。

仲良くなったお客様とは、その人の話だけではなくて自分の話をたくさんすることもあります。そこからギターについての考え方に関する議論になることも。すごく熱い話ができるのはすごく良いことだと思っています。

手軽に弾けるのがギター

ギターの一番の魅力は難しいけど、気軽に弾けるところだと思います。ギターの大きさがものすごくでかいわけでもない。すごく高級なものでなくても弾くことができる。さらに人と交流できる。バンドを組んだり一人で弾き語りをすることができたりして色々な方法で弾くことができる。楽器自体は管楽器や弦楽器など色々なものが好きだけれど、他の楽器に比べて手軽さでいったらギターが最強だと思います。

Good Times Roll(楽しくやろうぜ)

人が喜んでくれたらそれでいい。自分の店に来て喜んでくれる人をこれから増やしていきたいと思っています。今までちょっとした修理で音が変わったり、弾き心地が変わったりしたことで驚いてくれる人が多くいらっしゃいます。お客様に「すごい」と言ってもらえると自分も嬉しい気持ちになるし、やりがいを感じます。一番幸せな瞬間でもあります。

店の名前がGood Times Rollという名前なのですが、「Let the Good Times Roll」という慣用句から名付けました。これは「楽しくやろうぜ」という意味なんです。楽しくやる人生の手助けができたらいいなと思っています。

<編集後記>

お客様と議論ができるというのは、お互いの熱い想いがあるからこそだと思うし、それぞれを受け入れているのだと感じました。ギターに対する想いがある方は是非話をしに行ってみてください。

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