全部一緒!?各メーカー「保証内容」徹底調査

皆さん新車を購入する際、どんな所に注目しますか?

おそらく外装内装や機能、燃費等だと思います。

今回は新車を購入する際に知っておくと、購入後の予期せぬトラブルを回避できるかもしれない「保証」について詳しく解説していきます。


新車の「保証」とは?

そもそも「保証」とは、間違いがない、大丈夫であると請け負って、責任を持つことを意味しています。「大丈夫である」と責任を持つことで、相手に安心を与えるためのものです。

高価な商品などに付いていることが多いです。

次は新車の保証について詳しく解説していきます。

保証内容は「一般保証」「特別保証」に分かれています。

1.

一般保証

基本的に消耗部品および油脂類、別扱い保証の部品、ボディ内外装部品以外の車を構成する全ての部品が対象となります。

保証期間は、新車登録日(ナンバー交付日)から3年間、または3年以内でも走行距離6万キロで終了となります。

実際の例でいうと、「ドアミラーが開閉しない」「パワーウィンドウが上下しない」「ナビが映らない」等、車の一般的な部品の修理や交換をしていく保証です。

では、「保証の対象外」となる消耗部品および油脂類、別扱い保証の部品とはどのようなものなのでしょうか?

・消耗部品

主にゴム類(ワイパーゴム・ベルト等)や、フィルター類(オイルフィルター・エアークリーナーエレメント等)、電球類(室内のランプ等)の経年劣化しやすい物。

また、交換の時期があらかじめ決まっている物(スパークプラグ・ブレーキパッド等)が対象になります。

・油脂類

主に補充や交換が定期的に必要な物(エンジンオイル、ブレーキフルード、12Vバッテリー液等)

・別扱い保証

メーカー独自の保証が存在する場合もあるため確認が必要です。  

各メーカーのオプションナビやバッテリー等、様々な種類があります。

・ボディ内外装部品

外部から簡単に触れるドアや窓ガラス、室内のシート等の部品です。

2.

「特別保証」

クルマを構成する部品のうちメーカーが指定した、「走る」「曲がる」「止まる」に関わる、主にエンジン部品や動力部品など、重要な機能を果たす部品が保証の範囲です。

保証期間は、新車登録日から5年間、または5年以内でも走行距離10万キロで終了となります。

多少メーカーによって、部品の内容が異なる場合がありますが基本このような保証内容になります。

また、保証を受けるには、大きく3つの条件があります。 

  1→12か月点検を受けたメンテナンスノートの記載(メーカー指定の部品の取り付け)があること

  2→大きな事故などで大きな破損が出ていないこと

  3→レース使用や改造がされていないこと

これら3つを守ることでしっかりと保証が受けられます。

 ※保証書参照

以上が新車の保証です。では、保証される部品や内容はどのメーカーも同じなのでしょうか?

次は各メーカーの共通した保証内容をご紹介いたします。


各社同一保証内容は?

それでは、各メーカー共通の保証内容を解説していきます。

1.

期間と距離

一般保証は「新車登録から3年または6万キロ」特別保証は「新車登録から5年または10万キロ」です。

この制限はどこのメーカーも統一となっています。

2.

一般保証

各メーカーの一般保証の内容は統一されていて、上に記載の通りとなっています。

3.

保証修理を行う場所

各メーカーの保証修理はそのメーカーの工場または、メーカーが認めた修理工場でのみ修理を依頼する必要があります。

以上の内容は各メーカーでも統一されており、それぞれ安心して保証を受けられます。

では、メーカーごとに違う保証内容とはどういったものなのでしょうか?

各メーカーの保証内容の違いについて解説していきます。


各社保証内容相違点は?

先述の通り、一般保証の内容は、各メーカーに大きな違いはほとんどありません。

しかしながら、特別保証の内容でハイブリッド車や電気自動車等メーカー独自で開発している部品等は、他社と違った保証内容になります。

では、他社とは違う内容のあるメーカーとその内容をまとめてみます。

・日産

電気自動車特有部品(リチウムイオンバッテリー、充電ケーブル等)はガソリン車にはなく、電気自動車にのみある部品です。

また、リチウムイオンバッテリー容量の保証として8年または16万キロの条件で保証があります。

・トヨタ

 ハイブリッド機構(メインバッテリーや冷却装置等)はハイブリッド専用の保証です。

 また、燃料電池機構(水素タンク、エアコンプレッサ―等)は水素で走るクルマ専用の保証となっています。これらの保証も特別保証に含まれます。

・スバル

 ハイブリッド車専用装置(駆動用メインバッテリー、駆動用モーター等)でトヨタと違う部分は

 駆動用モーターの保証がついている部分です。

以上が他のメーカーにはない独自の特別保証内容を持つメーカーです。

近年技術力の向上により車の機能や性能も激しく変化してきています。その変化に合わせた保証内容が作られてくると思います。

保証があるということはその製品に対して「安心してご利用ください」という自信でもあるため、気兼ねなく使うことができますね。


まとめ

保証はとても複雑で難しいと思います。

「ディーラーの人に頼めば何とかなるでしょ」と考えてしまいがちです。

確かに私たちはいざという時に、お役に立てれば大変嬉しい事なのですが、保証内容を把握していなかったばっかりに本来受けれたはずの保証も期限が切れてしまっていては私たちも協力できない可能性が出かねません。

私たち東愛知日産は、日々お客様の不安や将来起こるかもしれない危険を回避できるように、こういった保証等重要で難しい内容でも丁寧に分かり易くご説明していき、その後のサポートを丁寧に心遣いしていきたいと考えております。

お車の事で何かご不明点や不安があれば東愛知日産にお立ち寄りください。

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