ヤリス・ノートを買う方必見!!見比べないと損するポイント【内装・全体編】

100点満点のクルマが存在しない世の中。

ひとつのクルマのひとつの側面だけを見て、良し悪しの全てを図るのは勿体ない。

クルマの買い替えをご検討中の皆様、お店に行く前にもう少しだけクルマ選びをしてみませんか。

今回比べたのは、コンパクトカーであるヤリスとノートの2車種。

ボディを小さく、価格も抑えながら、その上で使いやすいことが求められるコンパクトカー。

同じコンパクトカーでも、「何を重視するか」が車種やメーカーによってはっきり分かれます。

今まで知らなかった情報で、「あなたの最適解」が変わるかも?

今回は【内装】に絞ってご紹介。

その中でも、全体的な空間についてご紹介します。

参考資料として、レンタカーをお借りしました。

ヤリスは2024年にマイナーチェンジ、2025年に改良がなされておりますが、マイナーチェンジ後のクルマはほぼレンタカーがないそうで。

マイナーチェンジにて変更されている点は、ホームページの情報と合わせてご紹介します。

今回借りたクルマ

・ヤリス ハイブリッドG

・ノート X

いずれもミドルグレードを選択。

ノートは特別車を除けばXの1グレードしかありませんが、オーラがハイグレードモデルとしての地位を獲得しています。


ヤリス

シンプルながらも広々コンパクト!

まずはヤリス。

シンプルながらも、コンパクトカーの機能美を感じます。

座った感じはヤリスの方が広々感じるんですよね。

一方、ハイブリッドながらシフトレバーがガソリン由来だったり、ハンドブレーキだったりとひとつ前のノートと同じつくり。

電動パーキングブレーキだと、シートベルトを締めて走り出せば勝手に外れてくれるので、忙しい朝の発進に便利なんですよね。

このあたりは内装とは関係ないですが、早く実装されて欲しいところ。

シートはヘッドレストの外れない一体型。

こういう一体シートはレカロシートを彷彿とさせて、個人的には好みです。

ミドルグレードであるGグレードは、実はマイナーチェンジ前後であまりデザインの変更がありません。

ドアの取っ手の周りである「フロントドアインナーガーニッシュ」がブラックに変わったぐらい。

上位グレードはシートも合成皮革+ツィード調ファブリックの2つの生地からなり、所々ガンメタ塗装があしらわれています。

内装はクルマに乗るたびに目にするもの。

ヤリスを購入するなら、上位グレードのほうが、飽きがこなくていいかもしれませんね。

トヨタホームページより引用

https://toyota.jp/yaris/grade

「一人で乗るから気にしない」ではない?

最後に後方。

個人的にヤリスの不満な点。

やっぱり後ろが狭いんですよね。

そもそも開けづらいのもありますが。

ヤリスは全体的にドライバー第一を意識したスポーティーな作りになっており、コックピットから前方いくらコンパクトカーだからとはいえ、クルマであれば人を載せることもある。

そしてその場合、多くは「自分以外の人」を載せることになります。

間柄によっては、結構気を遣うことになるんじゃないかな、というのが正直なところ。

家族や恋人であれば助手席が基本になりますし、「狭くても我慢して」なんて言えるかもしれません。

けれども、「飲み会で上司の足役」とかには厳しいかも。

「僕のクルマヤリスなので、送り迎えできません。」なんて言えないですしね。

ヤリスを購入する場合は、後ろに誰を載せる「可能性があるか」も考えた方がいいかもしれません。


ノート

高級感のあるコックピット!

お次にノート。

か、かっこいい……。

ミドルグレード同士で比べると、正直内装に格差を感じます。

ノートは1グレードしかなく、廉価グレード仕様に出来ないので比べようがないかもしれませんが。

とはいえ、前モデルのノートはヤリスとほとんど変わらない、いかにも「コンパクト」という作りだったことを考えると、今のノートの「脱・コンパクト」っぷりが光ります。

塗装色も含め、外装って結構気にする方が多いですが、ほとんどの方はクルマを見ている時間よりそのクルマに乗っている時間のほうが長いです。

「内装がかっこいい」って、個人的にはかなり評価項目です。

ただ、座ってみた感じ、ヤリスよりは狭い気がします。

足もそうですが、センターコンソールの位置が高いことに由来していそう。

運転するときは気にならないんですけど、比較するとどうしてもヤリスの空間の広さを感じます。

シートはヘッドレストが外れるタイプのもの。

このあたりは日産共通ですね。

コンパクトカーって個人的に、サラリーマンがお昼休憩に使うイメージがあるんですが、このタイプのヘッドレストは寝づらい印象。

センターコンソールの高さも併せて、ノートは「生活空間」ではなく「運転席」としてクオリティを高めている気がします。

試乗だとちょっと恥ずかしいですが、「運転席で休憩するよ」って方はシートを倒しての比較がオススメです。

ものぐさバンザイ! 出世を分けるこぶしひとつ

最後はノートの後部座席を見てみることに。

先ほどのヤリスはかなり狭い印象を受けましたが、どうか……?

開けてみると、ノートのドアは90°近くまで開くことがわかります。

さすがに子供をチャイルドシートに座らせるには狭いですが、日用品の買い物は後部座席にぽいっとおけそう。

壁ギリギリにバックで駐車するとバックドア開けるの結構めんどくさいし、これは嬉しいかも。

後部座席はこんな感じ。

ヤリスより広いです。

座ると違いを感じますね。

こぶしがひとつ入るぐらいでしょうか。

ヤリスのような狭さは感じません。

後ろに急に人を乗せなければいけなくなっても、これならゆったり座ってもらうことができそうです。

上司に送迎を頼まれてもニコニコ承諾。

送迎がきっかけで、上司に気に入られて……なんて夢まで見れちゃいます。

とはいえ、それはあくまでも「コンパクト」の話。

ミニバンに広々かと言われれば、そうでもないのが難しいところ。

最近は軽自動車でも後席がゆったりしているクルマがかなり多いです。

あまり距離を運転しなくて後ろに人を載せる機会が多ければ、軽自動車にターボを付ける選択肢もアリかもしれませんね。


まとめ

・ヤリスはあくまで機能美。コンパクトといえばの範囲内

・ノートの内装は圧巻。 内装“だけ”で選ぶなら間違いなくノート。

・人を載せる機会の多さで選ぼう

いかがでしたか。

内装は人によって、気にする/しないの差が激しい部分。

走行には一切影響がないのが難しいところです。

しかしながら、「初めて乗せる他人」は意外と気にしてみています。

個人的にですが、迷ったら上位グレードを選ぶことをオススメしますよ。

東愛知日産では、「クルマ選びの最適解」をお手伝いします。

クルマ選びに迷ったら、ぜひ一度東愛知日産へ。

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